育ってほしい姿
健康な体を育むためには、思い切り体を動かす経験が欠かせません。現代の子どもたちには、存分に体を動かす機会が不足していると感じます。柏さくら幼稚園では、その解決策として、広々とした緑の園庭を「もう一つの保育室」として活用し、子どもたちが園の中でのびのびと活動できる環境を整えています。幼稚園という安全な環境の中で、仲間と共に体を動かすことは、子どもたちにとってかけがえのない時間です。
また、学力や成績だけでは社会で本当に輝くことはできません。あいさつができること、他者を思いやる心、そして自分を律する力――こうした「人としての基礎」をしっかりと築くことが、子どもたちが将来、豊かに生きるための土台になります。柏さくら幼稚園では、これらを育むため、日課活動や運動、日本語教育(音読)、合奏、英語など、総合的な幼児教育を大切にしています。
子どもたちは、遊びを通して自ら気づき、学び、心身ともに発達していきます。これは決して詰め込みの教育ではなく、楽しみながら身につけるプロセスです。子どもが心から好きなことだからこそ、真剣に打ち込むことができる――それが「本物の遊び」であり、私たちが大切にしている子どもたちの育ちです。柏さくら幼稚園では、未来を担う子どもたちの「生きる力」を育む場所でありたいと心から願っています。
また、学力や成績だけでは社会で本当に輝くことはできません。あいさつができること、他者を思いやる心、そして自分を律する力――こうした「人としての基礎」をしっかりと築くことが、子どもたちが将来、豊かに生きるための土台になります。柏さくら幼稚園では、これらを育むため、日課活動や運動、日本語教育(音読)、合奏、英語など、総合的な幼児教育を大切にしています。
子どもたちは、遊びを通して自ら気づき、学び、心身ともに発達していきます。これは決して詰め込みの教育ではなく、楽しみながら身につけるプロセスです。子どもが心から好きなことだからこそ、真剣に打ち込むことができる――それが「本物の遊び」であり、私たちが大切にしている子どもたちの育ちです。柏さくら幼稚園では、未来を担う子どもたちの「生きる力」を育む場所でありたいと心から願っています。
「よく遊びよく学ぶ」メリハリのある教育
遊び | 幼児期の生活の中心は「遊び」であり、私たちは「遊び」こそが幼児期の重要な学びの場であると考えています。子どもたちは、遊びや活動を通じてさまざまなことに気づき、友だちとのかかわりを体験する中で、たくましく成長していきます。ときには遊びの中で葛藤や挫折を味わうこともありますが、それも大切な経験です。 私たちは、こうした遊びを中心とした生活の中にこそ、一人ひとりの子どもが人間性を育み、人格を形成する基礎があると考えています。生涯の基礎となる「他人との関わりあい」を、子どもたちが遊びを通じて学ぶことが大切だと信じています。 柏さくら幼稚園では、仲間と共に遊び、関わり合うことを通じて、社会で生きる力を育むための環境を整えています。私たちは、こうした日々の経験が子どもたちの豊かな成長につながることを願い、愛情と責任を持ってその歩みを見守っています。 |
裸足生活 | 柏さくら幼稚園では、5月中旬から10月下旬まで裸足で過ごす「裸足生活」を実施しています。足の裏は「第二の心臓」とも言われ、裸足で歩くことで土踏まずを作る筋肉や脳への刺激が得られます。 近年、土踏まずの未形成が問題になっています。土踏まずは、歩く際の衝撃を和らげ、少ない力で効率よく歩くために欠かせないものです。かつてはほとんどの子どもが小学校入学までに土踏まずを形成していましたが、現在では約4割の子どもが未形成のまま就学すると言われています。 私たちは、裸足で過ごすことで、子どもたちが健やかに成長できる環境を提供しています。 |
日本の言葉教育 百ます計算 | 柏さくら幼稚園では、ひらがな、カタカナ、漢字といった文字に対する興味を子どもたちに育むため、園生活や詩歌、絵本を通じて楽しく文字認識を進めています。美しい言葉は美しい心を育てると信じ、漢字やひらがな、カタカナを使った絵本を日々の保育に取り入れています。 漢字は、意味を持つ言葉として目で見る習慣を身につけることを大切にしています。園では、就学前の子どもたちが文字や数字に自然に興味を持てるよう、音読や詩歌、かるた、百玉計算、数、時計などを楽しみながら学び、文字や数への認識を深めています。 さらに、立腰(姿勢を正して座ること)を取り入れ、子どもたちは集団生活を通じて、みんなが心地よく過ごすためにはどうすればよいかを考える習慣を身につけていきます。最年少から年長まで、漢字かな交じりの文字で楽しい物語を読み、わくわくしながら文字を追う楽しさを経験しています。 |
英語 | 未来において、子どもたちが大人になるころには、英語が話せて当たり前の時代が訪れると考えています。そのため、幼児期の子どもたちには、異文化の中でネイティブの教師とふれあいながら、自然にコミュニケーション能力を身につけてほしいと思っています。私たちは、英語を楽しく学びながら、将来に向けてグローバルな視野を広げ、英語に親しむ喜びを感じてもらいたいと考えています。英語の授業は、各学年で週二回実施しています。 |
音体教育 | 柏さくら幼稚園では、音楽を通じて自己表現することを大切にし、豊かな心を育てる情操教育を実践しています。幼児期に音楽と触れ合うことで、子どもたちは「心優しい、情操豊かな子ども」に成長します。この考え方は、当園のすべての教育実践に共通しています。 また、友だちと一緒に曲やお遊戯を作り上げることで、協調性を高め、どんな困難にもあきらめず、くじけない強い子どもに育つよう取り組んでいます。冬の音楽会や、年長児の和太鼓、マーチング発表は、子どもたちが楽しみにしている大切な行事です。 |
運動 回遊サーキット | 柏さくら幼稚園では、豊かな心は健康な体から育まれると考えています。毎日行う回遊サーキット遊びでは、「走る」ことを中心に体を動かし、運動の基本を学びます。広い園庭と園舎内での裸足生活(5月~10月)を取り入れ、子どもたちは自然と健康的な体を作り、意欲を高めていきます。 回遊サーキット遊びでは、鉄棒、平均台、雲梯、跳び箱などを使って、さまざまな運動に挑戦します。「やってみよう」「がんばるぞ」と自ら挑戦し、繰り返し行うことで、積極的な態度を育て、強い心と体を作ることを大切にしています。 |
絵画指導 | 柏さくら幼稚園では、絵画を通じて子どもたちの創造力を育んでいます。水彩絵の具を使ってグラデーションを楽しみながら、色に対する興味を深め、自分だけの色を作り出し、自分の世界を表現できるように指導しています。 絵画指導は、画家の小林大彦氏により行われます。小林氏はフランスに20年在住し、油絵・水彩でヨーロッパ風景を中心に制作活動を行ってきました。1982年に渡仏し、パリのアカデミー・グランショミエールで学びました。 |
作法(茶道) | 柏さくら幼稚園では、茶道を通じて禅の精神を学び、心の落ち着きと礼儀を大切にしています。静かな茶室で茶を点て、いただくことに集中することで、心が整い、周りのすべてに意味があることに気づきます。茶道では、茶道具や床の間の掛物、飾られた花など、一つ一つに心を込めて相手を迎えることを大切にしています。 また、茶道には「一期一会」という言葉があります。この言葉は、文字通り「一生に一度の出会い」を意味し、茶道では相手との出会いを大切にし、最善を尽くしてお茶を点てることを教えています。 |
令和5年度 長児 マーチングバンド&和太鼓 演奏(音体教育)
生活面においての教育
挨 拶 | 柏さくら幼稚園では、明るい挨拶を大切にしています。挨拶は人間関係の第一歩であり、自分から心の扉を開くことが目的です。挨拶は無形のプレゼントであり、相手への思いやりを示す大切な行動です。 園では、立ち止まり足を揃えて丁寧に挨拶することを指導しています。これにより、相手に心を向けることを学びます。幼児期から挨拶の習慣を身につけることで、優しさと思いやりを育み、誰からも愛される人に成長してほしいと願っています。 |
返事 | 柏さくら幼稚園では、返事は「はい」とはっきり言うことを大切にしています。これにより、相手に心を向け、素直な態度を育んでいきます。子どもたちは、返事を通じて自分の意志をしっかり伝える力を身につけ、コミュニケーションの大切さを学びます。 |
食 育 | 柏さくら幼稚園では、正しい食事の習慣を大切にしています。食前食後のうがい、手洗い、そして挨拶を習慣化し、食事の時間を楽しみながら過ごします。箸の使い方や食事中の態度にも気を配り、友達と一緒に食べることで、好き嫌いをなくし、食事の楽しさを学んでいきます。 |
服 装 持 ち 物 | 幼児期の発育段階では、着替えや食事、トイレ、後片付け、靴をそろえるなど、どの子も自分一人でできるようになるまで時間がかかります。その過程で、少しずつ自分でできることを促し、子どもたちの自立心を育んでいきます。 |
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